蒼天快走記

A record of pleasantly riding under the blue sky

VTR エンジン不具合?

前回報告したオイル交換後、ずっと好調に走り続けていたVTRだが、この間仕事からの帰りに信号待ちをしていると、いきなりアイドリングが停まった。どうしたんだろうと道路の端に寄せてセルを回してみたがかからない。アクセルをあおると、かかったがすぐ止まるので、少しきつめにアクセルをあおってやると、もうもうとした白煙とともにエンジンが掛かり、アイドリングを始めた。おそるおそる走ってみると、4ストとは思えないほど白煙を出しながら走っている。しかし、徐々に白煙は収まっていき、そのあとは何事もなく走れるようになった。

 

・・と言うことがその後2回ほどあったが、それから後はエンジンは快調に回るし、始動も問題ないし、アイドリングが止まることもなくなった。

 

色々と考えてみた上で、SNSで相談をしてみたりもしたのだが、どうやら「オイル上がり」か「オイル下がり」という現象のようだ。つまり、何らかの原因でエンジンオイルが燃焼室内に余分に入り込み、プラグがかぶってしまったのだろう。その後、エンジンがかかってしまうと余分なオイルはガソリンと一緒に燃焼してしまい、普通に走れるようになったのだと思う。

 

さて、それでは対策はどのようにしたらいいのだろうか。もし、このまま治まってしまって、なおかつオイルの量が規定の範囲内に収まっていれば、ちょっと入れすぎのオイルが燃焼室内にあふれただけの「オイル上がり」(この表現は正しいのだろうか。もし間違っていればどなたかご指摘頂ければありがたいのですが)で放っておいても良いのかなと思う。

しかし、バルブシールなどの劣化によってエンジンオイルが漏れる「オイル下がり」と言うことになるとこれは少々深刻である。バルブシールのパーツ代そのものは高いものではないが、交換となるとエンジンのヘッドを開けなければならないので、工賃が結構かかるだろう。それでも、もしそのような状態になっているのであれば、修理するしかない。しかし、このVTRとは少々問題が起きてもできるだけ長い期間付き合っていくのだと腹を括っているので、ここは金額の問題ではない。

 

近々、バイク屋に相談に行ってみようと思っている。

そのうちツーリングに行きたいと思っているので、早くこの問題は解決したいところである。

ところで、以前80km/hで結構振動があると書いたが、最近はほとんど気にならなくなった。結局は慣れの問題だったようだ。それに、負荷がかかっている(加速)時の振動は気が付けば結構あるようにも思うが、定常走行での80km/hであればさほどたいしたことはない。

 

あとは、この前傾姿勢に慣れ、腕の力がもっと抜けるようになると長距離を走った時の疲労度もずいぶん減るだろうと思う。これも、ツーリングに行くためには大切な要素だろう。

 

さて、暖かくなるのに合わせて、ライダーもバイクも調子を上げていかねばなるまい。