この暑さの中、外仕事がつらいがんちゃんです。
前回、北海道ツーリングのまとめをしたときの金額に誤りがありました。162,765円と合計を書いていましたが、神戸空港までの往復旅費を入れ忘れていました。
高速料金片道4670円×2+神戸空港駐車料金およそ5000+α円=およそ15,000円となり、さらに往復約400kmのガソリン代が400km÷15km/l×165円(1lあたり)=4,400円で合計182,165円でした。申し訳ありません(^^ゞ
で。4日間でおよそ1000kmのツーリングをともにしたADV150について、レビューをしてみたいと思います。
1 良かったところ
オロロンラインからの暑寒別岳
1)好燃費
経費のところにも書きましたが、4日間で950km走って消費燃料は約21.1リットル。約45km/lでした。メータ読みではたしか43.3km/lでしたので、まぁそんなもんでしょう。北海道は本来なら燃費に有利な道が多いところ、絶景だらけでしょっちゅう停まっては写真を撮り、道を間違えてはUターンをかましていた(爆)割には悪くなかったのでは、と思います。
留萌・黄金岬からの夕日
2)良好な取り回し
軽量な車体(134kg)と低重心で押し引きはビックリするくらい軽いです。しかも、ハンドルの切れ角が大きく、最小回転半径が1.9mと小さいので、狭いところでも楽に向きが変えられます。カウルが大きいのでそこはマイナス要因ですが、なんせ、Uターンがめっちゃ簡単で、狭いところでも躊躇なく引き返せる気楽さはハンターカブと変わらないレベルです(*゚ロ゚)
サロベツ原野
3)広く快適なシート
座面が大きく、シート段差のところで骨盤を支えてくれるので、僕は全然お尻が痛くなりませんでした。サスもシートも硬めなので、痛くなるというレビューを書いている人もいますが…。
宗谷丘陵から宗谷岬を望む
4)良好な足つき
シート高は800mmと高めなので心配でしたが、シートの先端が絞り込まれていて、停車時に少し座り方を変えると、平坦なところではかかとまで足が付きました。深く座るとつま先立ちになりますが、それはほとんど気にならなかったです。ただ、段差のあるところや坂道では地面が遠い!と思うこともありましたけど…。
白い道
5)トルクフルで扱いやすいエンジン
最高出力は15ps/8000rpm、最大トルクは14n・m/6500rpmと排気量なりの数値ですが、僕はほとんど不満を感じませんでした。流れを十分にリードできる発進加速、中間加速ともに十分で快適に走ってくれます。僕の体重(68kg)でも登坂能力も十分に感じました(速い、とはいえない)。
中頓別町寿公園のF104ジェット戦闘機
6)スマートキー
このバイクを選んだ理由の一つです。ものをよく落としたりなくしたりするのが得意な自分ですので(爆)、スマートキーならバッグから取り出すこともなく、なくす可能性はかなり低くなる、と思ってのことです。しかし、利便性もよく、キーを取り出さずにシートを空けたり、ハンドルロックをかけたりできるのがこんなに便利だとは。バイクでももっと流行っていい装備だと思いますが、ほとんどスクーターだけの装備ですよね?
7)長距離適性
ホンダのバイクなので、気難しさはなく、それほど疲れないだろうと予想はしていましたが、こんなに長距離が楽なバイクだとは思いませんでした。ウインドプロテクションはたいしたことはありませんが、二段階調節が可能なスクリーンを上にセットしておけば高速を走らないので十分なものでしたし、何せまっすぐ座って手を伸ばしたところにハンドルがある、この姿勢が極めて自分には合っていて、本当に疲れませんでした。
かつて乗っていたVFR800Xも非常に楽なバイクでしたが、よく似たライディングポジションで、自分はやっぱりアドベンチャーに乗るべきなのかな、と思わせてくれました。
それから、スクーターなので膝が伸ばせるところも良いですね。普通のバイクだと、自分は病気の影響か長時間のライディングでは膝がこわばってくることがあるんですが、ADVではそれがありませんでした(*´ω`*)
エサヌカ線周辺の原野
8)走り・スポーツ性
ワインディングは非常に楽しい!切り返しが軽く、ひょいひょい曲がってくれます。パワーもそこそこはあるので、上りのワインディングでも楽しくスポーティに走れました(と言うほどのライディングはできないオッサンです)。ブレーキもコントローラブルで急ブレーキ(ほぼそういう事態になってないけど)でも不安に感じることはほとんどありませんでした。
2 良くなかったところ
クリスマスツリーの木
1)シート下スペースが狭い
全体としては十分だったんですが、ヘルメットが入らない。自分のヘルメットはOGKカブトのジオシスというアドベンチャータイプのものなんですが、バイザーのあるなしにかかわらず、高さが足りないため入りません。その代わり、シート下前方に金属製のフックが付いており、ヘルメットホルダーとして使えましたので、問題はなかったんですが。
パノラマロード江花から上富良野を
2)サスが硬い
良好な路面では問題なかったんですが、北海道は舗装が荒れている道が多く、ギャップを通過するたびに結構腰に来るようなショックがありました。アドベンチャーなのに、未舗装路を走ったらどうなるんやろ…といらぬ心配をさせられました(;´Д`)
3)メーターがやや見にくい
情報がごちゃっと詰め込まれていた感じで、スピード以外は慣れてないと少し読み取りにくかったです…(^^;
あとは、他の方のレビューを見ているとヘッドライトが暗い、という方もいらっしゃいましたが、暗くなってからは走ってないのでわかりません。ただ、トンネルを抜けるときにほとんどライトの効果は感じられませんでしたので、多分暗いのだと思います…(^0^;)
ともあれ、ADV150は良いところと感じた点の方がはるかに多く、4日間1000kmの相棒としては、最高だったのではと思います。気軽に乗れ、取り回しが軽く、疲れない。おかげで本当に良い4日間になりました。またどこかでレンタルバイクを使うとしたら、これの決め打ちで良いかもです(*´∀`)
という訳で、4日間1000km弱ADV150に乗ってみての感想でした。興味がある方の参考になれば幸いです(=゚ω゚)ノ
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